こんにちは、パーソナルジムYUMOを運営している田中です。
パーソナルジムの運営は、ただトレーニング指導を行うだけではありません。経営者としては、施設の安全管理や万が一のリスクに備えることも大切な仕事の一つです。特に「保険」は、想定外のトラブルからジムを守るために欠かせない存在です。
私自身、これまでのジム運営で保険の重要性を実感する出来事を何度も経験してきました。設備の故障、自然災害、トレーニング中のトラブル——経営を続ける中で、さまざまなリスクに直面するたびに「保険がなかったらどうなっていたか」と考えさせられることがありました。
そして最近、保険の見直しを検討する中で信頼できるパートナーに出会いました。それが、現在お世話になっている保険代理店の森さんです。森さんは、単なる保険の営業マンではなく、私たち経営者の立場をしっかり理解し、親身になって相談に乗ってくれる心強い存在です。今回は、そんな森さんとの出会いを交えながら、「パーソナルジムにおける保険の重要性」についてお話ししたいと思います。
目次
パーソナルジム経営に潜むリスクとは?
パーソナルジムは、マンツーマンでの指導がメインとなるため、一見リスクは少ないように感じるかもしれません。しかし、実際には多くのリスクを抱えたビジネスでもあります。
1. 設備の故障や損壊
ジムのトレーニング機器や施設の一部が壊れたり、故障したりすることは日常的に起こります。たとえば、マシンのケーブルが切れたり、床材が劣化して剥がれたりすることで、事故につながる可能性もあります。
2. 自然災害
地震、台風、大雨などの災害が発生すると、ジムの設備や建物自体が被害を受けることがあります。特に最近では異常気象による大雨被害なども増えており、「災害対策」としての保険の必要性が高まっています。
3. お客様のケガや事故
トレーニング中にお客様がバランスを崩して転倒したり、重りを持ち上げた際に筋を痛めたりするケースも考えられます。また、施設内での怪我(例えばトレーニング中に指を挟むなど)もあり得ます。
4. 休業リスク
設備の故障や災害によって営業できない期間が発生すると、その間の収益が途絶えてしまいます。固定費は変わらず発生するため、長期の休業は経営に大きなダメージを与えます。
パーソナルジム経営に必須の保険とは?
これらのリスクに対処するためには、適切な保険を選ぶことが重要です。ジム経営者が最低限検討すべき保険には、以下のようなものがあります。
1. 施設賠償責任保険
ジムの設備や環境が原因で、お客様や第三者に損害を与えた場合に補償を受けられる保険です。例えば、「機材トラブルでお客様が転倒した」「床が滑りやすく、お客様がケガをした」などのケースで役立ちます。
2. 火災保険(風水害・地震補償付き)
火災はもちろん、台風や大雨、地震などの自然災害による損害をカバーする保険です。最近では「風災特約」を付けることで、台風や突風による施設の被害も補償されるプランが増えています。
3. 休業補償保険
災害や事故によって一時的にジムが営業できなくなった場合、その間の売上損失を補填するための保険です。特に、家賃や人件費などの固定費が高いジム経営者には重要な保険と言えます。
こうしたリスクは滅多に起こらないものかもしれません。しかし、「滅多にない」だからといって対策を怠ると、いざという時に深刻な影響が出てしまいます。実際、フィットネス業界では施設のトラブルが原因で損害賠償責任が発生したケースも報告されています
幸い、自分のジムではこれまで大きな事故は起きていませんが、常に最悪の事態を想定して準備しておくことが経営者としての責務だと感じています。
特にパーソナルジムはお客様との距離が近く、信頼関係で成り立つビジネスです。お客様に安心してトレーニングに集中していただくためには、裏側でしっかりとリスク管理がなされていることが欠かせません。設備の点検を怠らず、安全基準を満たしているか確認するのはもちろんのこと、万が一の事故・災害時に適切に対処できる体制を整えることが大切です。
私自身、ジムを開業した当初はトレーニング指導のことで頭がいっぱいで、リスク管理について深く考えられていませんでした。しかし経営を続ける中で、「何かあってからでは遅い」ということを痛感しています。リスク管理の要として特に重要なのが保険への加入です。次の章では、ジム経営における保険の役割と、私が信頼している森さんの保険サービスについてお話ししましょう。
ジム経営における保険の役割
万が一への備えとしての保険の重要性
ジム経営における保険は、言わば「経営の安全網」です。先ほど述べたような設備故障・災害・事故などの予期せぬ事態が起きたとき、保険に入っていれば経済的な損失を最小限に抑えることができます。逆に保険がないと、修理費や賠償費用を全て自分で負担しなければならず、最悪の場合ジムの継続が困難になる恐れもあります。
私が保険に加入しようと考えたきっかけも、「このままでは何か起きたときに守れないものがある」と感じたからでした。たとえば、トレーニング中にお客様が怪我をした場合、その治療費や慰謝料をジム側が負担する可能性があります。また、地震や火災で施設が損壊したら、修繕や復旧に莫大な費用がかかるでしょう。こうしたリスクに備えておくことは、経営者としての責任であると同時に、お客様との信頼関係を守ることにもつながります。
保険に加入することで得られる安心感は計り知れません。実際、「顧客のケガはもちろん、災害や個人情報漏洩などへの適切な対策として、施設賠償責任保険、生産物(PL)保険に加入する必要がある」と専門家も指摘しています
保険料というコストは発生しますが、それ以上に「何かあったとき守ってくれるものがある」という心強さがあります。私自身、保険に入ってからは心に余裕が生まれ、安心して日々の業務に集中できるようになりました。
森さんとの出会い──保険の見直しを考えた理由

とはいえ、いざ保険に入ろうと考えても「どんな保険を選べばいいのか?」で悩む方も多いでしょう。私も最初は保険の種類や補償内容がよく分からず途方に暮れていました。そんなときに心強い味方になってくれたのが、FP事務所を営み保険代理店に所属する森さんです。森さんは法人向け保険のプロで、パーソナルジムのような小規模事業のニーズにも詳しく、私の話を親身になって聞いてくださいました。
保険選びの際、森さんはジム経営に必要な補償について一つひとつ丁寧に教えてくれました。具体的に、ジム経営者が検討すべき代表的な保険として次のようなものがあります。
- 施設賠償責任保険:ジムの施設や設備が原因でお客様や第三者に怪我をさせてしまった場合の損害賠償責任をカバーする保険です。例えば、マシンの不具合でお客様が負傷したり、トレーニング中に器具が倒れて物を壊してしまった場合などに補償が受けられます。
- 生産物(PL)保険:ジムで提供したサービスが原因でお客様に怪我や食中毒等を負わせた場合の損害賠償請求をカバーする保険です。例えば、ジムで提供したプロテインが原因でお客様がお腹を壊したり、トレーニング中でのトレーナーの指導ミスによりケガをした場合などに補償が受けられます。
- 火災保険(施設財産保険):火災と名前がついていますが、火事だけでなく台風・大雨・地震など自然災害による建物や設備の損害も補償対象となるプランがあります。ジムの施設そのものや備品(マシン、器具類)が災害で壊れた場合の修理費用を補償してくれます。後ほどお話しする雨避けシャッターのトラブルも、この保険でカバーされました。
- その他の保険:場合によっては個人情報漏洩保険(会員様の個人データが流出した際の対応費用を補償)や、休業補償保険(災害などで営業できない期間の損失補填)なども検討できます。ただ、小規模ジムでは必須ではないかもしれません。森さんいわく、必要な補償を選びすぎず足りなすぎず、適切な組み合わせで入ることが大切とのことでした。
こうした説明を聞きながら、私は自分のジムにとって「これだけは外せない」という補償を整理していきました。最終的に、森さんのアドバイスのもと、施設賠償責任保険と**火災保険(風水害補償付き)**を中心に契約することにしました(他にも細かな特約をいくつか付けています)。お客様の怪我や第三者への賠償リスク、そして施設そのものの損害リスク、この二つに重点を置いた形です。
契約にあたって森さんは、保険会社との手続きをスムーズに進めてくださり、難しい専門用語も分かりやすく翻訳してもらえたので大変助かりました。保険は内容が専門的で複雑ですが、信頼できるプロのサポートがあると心強いですね。「万一のときは私にすぐ連絡してください」と言ってくださった森さんの言葉がとても頼もしく感じられたのを覚えています。
こうして森さんのサービスに出会えたおかげで、ジム経営の土台がよりしっかりとしたものになりました。日頃からリスクに備えておくことで経営の安定性が増し、私自身も安心してお客様対応やトレーニング指導に集中できています。
森さんの対応が「普通の保険営業」と違った理由
1. じっくり話を聞いてくれた
森さんはとにかく丁寧に話を聞いてくれました。保険を売り込むのではなく、「どういう経営をしているのか」「どんなリスクが心配なのか」など、こちらの状況をしっかり理解しようとしてくれました。
2. 既存の契約も尊重しながら提案してくれた
「今の保険の良い点・足りない点」を一緒に整理し、「補償を強化すべきポイント」を的確にアドバイスしてくれました。
3. 経営者目線で提案してくれた
「経営の安定が第一」という視点で考えてくれました
保険の専門家である森さんにお世話になっています。詳細は こちらのHP からご覧ください
実際のエピソード:雨避けシャッターの修理ができた体験談
それではここで、実際に私が体験した「保険に入っていて本当に良かった!」と思えたエピソードをご紹介します。先ほどから触れている雨避けシャッターのトラブルについてです。
突然のアクシデント発生
それはある夏の夜でした。ニュースでは大型の台風が接近中との予報が出ており、当ジムでも念のため閉店後に戸締まりをしっかり行い、雨避け用のシャッターを下ろして帰宅しました。夜遅くには激しい風雨が窓を叩きつける音が聞こえ、「大丈夫かな…」と少し不安になりつつも、その日は祈るような気持ちで過ごしました。
翌朝、ジムに様子を見に行くと、入口の雨避けシャッターが強風に煽られたせいかシャッターの一部が破損してしまいました。
修理費用の心配と保険申請
しかし、このとき私は修理費用が何十万もすることを心配していましたが、「台風など風による被害も補償されますよ」と教えていただき、慌てて保険証券を確認すると、確かに風災(風害)補償の特約が入っています。
それからは落ち着いた対応で「写真を撮って記録しておきましょう。後ほど保険会社に連絡して、修理費用の請求手続きを進めますね」とアドバイスくださいました。シャッターの壊れた箇所をスマホで撮影していただき、台風による被害であることが分かるよう日付入りの情報も一緒に用意してくれました。保険会社への連絡や書類作成をサポートしてくれたおかげで、とてもスムーズでした。
結果的に、このシャッター修理代は全額保険金で賄うことができました。おかげでジムの営業にも大きな支障は出ませんでした。修理自体は数日で完了し、無事シャッターは元通りに。
後から知ったことですが、台風などの強風でシャッターが破損した場合は火災保険で補償されるのが一般的だそうです。
私はまさにそのケースに当てはまり、保険の重要性を身をもって実感しました。もし保険に入っていなかったら、数十万円の出費に加えて修理の段取りにも追われ、しばらく営業停止になっていたかもしれません。そう考えると、当時の自分に「ちゃんと保険入っていてよかった!」と褒めてあげたい気持ちです(笑)。
保険に助けられた安心感
このシャッターの一件では、本当に保険に救われました。被害に気づいた当初は「どうしよう、こんな高額な修理費払えるだろうか」と途方に暮れましたが、保険金がおりると分かったときは心の底からホッとしました。何より、迅速にサポートしてくれた保険屋さんには感謝の言葉しかありません。電話一本で状況を伝えると、あとは適切なアドバイスと手続きをリードしてくださり、普段から信頼関係を築いていたおかげでスムーズに進められたと感じています。
また、この経験を通じて「備えあれば憂いなし」という言葉の重みを実感しました。保険に加入しているから大丈夫、と慢心するのではなく、本当に困ったときに支えになる仕組みを持っていること自体が心の支えになるのだと気づいたのです。経営者にとって、日々の安心感はそのままサービスの質にも繋がります。常に不安を抱えながらではお客様にも良いサービスは提供できませんから、バックヤードで支えてくれる保険の存在は精神的なお守りのようなものだと思います。
このシャッター修理の件以来、より一層リスク管理に対して慎重になりました。定期的に施設の点検を行うのはもちろん、万が一また何か起きた時のために連絡すべき業者さんや手順のリストアップ、保険証券のコピーを手元に置くなど、細かな備えも見直しています。「想定外」をゼロにすることはできませんが、「想定外の事態にも慌てず対処できる準備」をしておくことが経営者の務めだと、今回の経験で改めて学びました。
お客様へ向けた安心の提供とパーソナルジムの魅力
お客様に安心してトレーニングに集中してもらうため、YUMOでは日頃から以下のような取り組みを行っています。
- 設備の定期点検とメンテナンス:すべてのトレーニング器具や設備について、定期的に点検し潤滑油の補充や部品交換など必要なメンテナンスを実施しています。些細な不具合も見逃さず対処することで、器具の故障による事故を未然に防ぎます。
- 清潔で快適な空間維持:毎日の清掃はもちろん、消毒や換気にも気を配り、衛生的な環境を保っています。清潔なジムは心の安心にも繋がります。また、更衣室やシャワーなどの設備も含めて快適にご利用いただけるよう整備しています。
- 十分な保険加入によるバックアップ:先述の通り、当ジムでは必要な保険に加入し万全の備えをしています。お客様には普段あまり意識されない部分かもしれませんが、万が一の事故や災害時にも適切な補償が受けられる体制を築いていることで、安心して施設をご利用いただけます。
これらは地道な取り組みですが、「安全・安心」はジム運営の基本です。とりわけパーソナルジムはお客様とのマンツーマンの関係性ですから、施設や運営に対する信頼が揺らいでは継続して通っていただくことは難しくなります。だからこそ、YUMOではトレーニングの効果だけでなく施設管理やリスク対策にも力を入れています。
私自身、お客様から「いつも清潔で気持ちが良いですね」「安心してトレーニングできる環境なので頑張れます」といった声をいただくと、本当に嬉しく思います。ジムに通ってくださる方の健康づくりをサポートするのが我々の使命ですが、それと同時に「ここに来れば安心だ」という心の拠り所のような存在になれたらと願っています。
パーソナルジムYUMOの強み

少し話がそれましたが、ここで改めてパーソナルジムYUMOの魅力についても触れておきたいと思います。リスク管理のしっかりした安全な環境であること以外にも、当ジムならではの強みがあります。
安心価格と通いやすさ:個人経営のジムだからこそ可能な、良心的な価格設定に努めています。月額制でニーズに合わせた料金プランを用意し、無理なく通っていただけるよう配慮しています。駅から徒歩圏内の立地で夜遅くまで営業しているため、お仕事帰りにも立ち寄りやすいとご好評いただいています。
完全プライベート空間でのマンツーマン指導:YUMOは予約制の完全プライベートジムです。他の利用者を気にすることなく、トレーナーとお客様がマンツーマンで集中してトレーニングに取り組めます。一人ひとりの目標や体力に合わせたオーダーメイドの指導で、初心者の方でも安心です。
経験豊富なトレーナー陣:私を含めスタッフは全員トレーニング指導の有資格者であり、豊富な実績を持っています。ただ筋力をつけるだけでなく、食事指導や生活習慣のアドバイスも交えながら総合的にサポートします。お客様の悩みに寄り添い、ともに目標達成を目指す伴走者でありたいと考えています。
柔軟なプログラムと丁寧なフォロー:ダイエット、ボディメイク、健康維持など目的はお客様それぞれです。YUMOでは目的に応じた多彩なプログラムをご用意し、途中での目標変更にも柔軟に対応します。また、トレーニングの合間にも体調や生活リズムのヒアリングを行い、無理なく続けられるよう丁寧にフォローします。
保険の見直しを考えている方へ
もし、現在の保険が本当に自分のビジネスに合っているのか不安な方は、一度専門家に相談してみることをおすすめします。
ジム経営において保険は「もしも」の時の支えです。だからこそ、「信頼できる人に相談すること」が何より大切だと感じました。
今後も、YUMOでは「安心して通えるジムづくり」を続けていきます。
そして、保険のことで不安を感じたら、まずは森さんのようなプロに相談してみてください!
ありがとうございます。