緊急事態宣言が明け、お酒を飲むシーンが増えたことを最近はよく耳にします。
また、これから年末年始にかけて飲み会が増える人も多いかと思います。
そこで今回はお酒を飲む人にとって、必要な栄養を3つご紹介します。
※3つの中でお酒を飲む・飲まないにかかわらず、不足している栄養がひとつありますので、お酒を飲まない人も参考にしてください。
目次
必要な栄養3選
- 亜鉛 ←日常で不足しやすい栄養素
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ビタミンB1(チアミン)
結論からお伝えすると、「亜鉛」「ビタミンB3」「ビタミンB1」です。
お酒を飲んだら、代謝をするためには2つの工程が必要になります。
それは分解と無毒化です。
この分解・無毒化をするために上記の3つの栄養が必要となります。
亜鉛
まずアルコールは体内に入ると、有毒なアセトアルデヒドという物質に分解されます。その際に必要な栄養素が亜鉛になります。
亜鉛は日常的に不足しがちな栄養のひとつです。
特に飲酒をする人、ダイエットで食事が偏っている人、外食の多い人に不足がみられることが多いです。
【亜鉛が豊富な食材】
牡蠣、アーモンド、牛赤身肉、豚肉、レバー
お酒を飲む際、アーモンドをお供にするのはおすすめです!
ビタミンB3(ナイアシン)
前述したようにまずはお酒を有毒なアセトアルデヒドに分解するといいました。
この有毒なアセトアルデヒドを無毒化する必要があります。
その栄養素のひとつがビタミンB3(ナイアシン)です。
このビタミンB3はお酒以外にも糖質や脂質の代謝も助ける栄養素でもあります。
お酒を飲む人は意識的に多く取る必要があります。
【ビタミンB3が豊富な食材】
カツオ、ブリ、鶏胸肉、豆類、アボカド
代謝にとても大切な栄養になりますので、日頃から上記の食材を積極的にとるのがおすすめです!
ビタミンB1(チアミン)
お酒の無毒化に必要な栄養素のふたつ目、ビタミンB1(チアミン)です。
ビタミンB1は疲労回復ビタミンとも呼ばれており、疲れがなかなかとれない人にもおすすめです。
【ビタミンB1が豊富な食材】
豚肉、豆類、玄米、五穀米、ウナギ
ビタミンB1は糖質の代謝に必要な栄養素です。そのため、ビタミンB1・糖質の豊富な玄米を主食にするのはおすすめです!
お酒を日常的に飲む人に向けて今回のブログを書いたのですが、普段の食生活にとても役立つ栄養も多いので、お酒を飲まない人も参考にしてみてください。
お酒はカラダに悪いことも多いですが、日常生活の嗜好品としてうまく付き合うことが大切です。
私も週に1回ほど飲むことがありますが、”お酒を飲んでも飲まれないようにしましょう”