今回は女性にこそ大切にして欲しい栄養の紹介となります。
健康や美肌にいいビタミンと聞いて真っ先に何を思い浮かべますか?
「ビタミンC!」と思った方は多いのではないでしょうか?
たしかにビタミンCは抗酸化作用の効果があり、肌の健康を保ち、免疫力の向上に働く効果があります。
ですが、近年は研究が進み、ビタミンCをしのぐ効果があるビタミンが注目されています。
それが、「ビタミンD」です。
今回はそんなビタミンDの効果について紹介します!
ビタミンDの効果
ビタミンDは「骨をつくる」ビタミンと知られています。骨をつくると言えば、カルシウムと思う方も多いと思いますが、実はビタミンDも大きく関わっています。
骨の材料はカルシウムになります。
一方、ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を助けたり、カルシウムの摂取が不足しているときには、尿の中からカルシウムを再吸収するように働きます。
また、骨へのカルシウムの沈着を調整し、骨形成を促します。
骨の健康に欠かせない栄養素というと、カルシウムを思い浮かべますが、ビタミンDの助けがあってこそカルシウムが効率的に活用されます。
「骨」は人のカラダを支えるために、とても大切です。
骨と女性の関わり
骨はカラダを支える、いわば土台となります。
どんなにスリムになり、筋肉がついていても土台がしっかりしていなければ、カラダを支えることができず、骨折をしてしまいます。
特に、女性は中高年以降、更年期に入るとホルモンバランスが変わり、骨が弱くなってしまいます。
ビタミンDは女性にとって、将来にわたって大切な栄養素になります。
また、骨以外への働きもあることがわかってきています。
ビタミンDには糖尿病、ガン・心臓発作、脳卒中といった病気の発症リスクの低下にも関わっていると言われています。
日光の助けを借りる
ビタミンDは日々の食事から必要量をとることが大変な栄養素でもあります。
鮭、きのこ、卵、きくらげなどに豊富に含まれますが、微量となります。
ですが、ビタミンDは体内で合成することができます。
効率よく合成するには「日光を浴びる」ことです。
女性は日光浴での紫外線ダメージを気にされるかと思います。
ですが、15分〜30分でかまいません!
手の甲などの目立たない部分でもかまいませんので、まずは日光に当たることを習慣化するようにしてみましょう!
※補足ですが、ビタミンDがビタミンCより優れているというわけではなく、どちらも大切な栄養素です。
ビタミンCばかりに注目するのではなく、ビタミンDにも注目していただければと思います。